「静かな爆弾」 吉田修一
2008.03.18



とてもとても情緒的で、
だけど、
とてもとても淡白で、さりげない。


耳の不自由な女性との出会いが、彼の固定観念を一つずつ違ったものに変えていく。

人って、
これはこうなんだ!って決めつけていることが多いけど(私を含めて)、決めつける自信のようなものってなにから生まれるのかしらね。
ホントは、そんな自信なんか虚勢にしかすぎないのにね。


人って、(勿論、私を含めて)、
誰に出会うかによって、今みている景色が違ってみえることがあるんだって、改めて思った。


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