「三人だけの山村留学」 中山聖子
2008.02.25




マヨネーズを
食べるメタボ犬
小3の娘が、
「この本、泣いちゃったぁ、ママも読んでみるといいよぉ、っていうかぁ、読んで読んでぇ」
と、勧める。母子で同じ本を読み話題を共有するのもいいかなと思い、娘が図書館で借りてきた児童書を読むことになった。



おそらく、山村留学した都会の子供の成長だな、と思いながら一ページめを開く。漢字にはすべてふりがながふってあり、なんてったって、字が大きい。
読みづらいなぁ、なんて思いながら、読み始めたら、あっという間に、20分で読んじゃった。

しかも、
心暖まる話が散りばめてあり、
分かっちゃいるけど泣いちゃった。
山村の自然豊かな 環境(私は山村育ちなので発見はないけど、凄くよく分かる)、
愛情たっぷりの山村の人々、
友達との絆など、
大切なことがたくさん書いてあって、
そんな当たり前のことがとてもいとおしく思える、、、


「ママも泣いちゃった」
と娘に言うと、
「ママはどこで泣いたの?私はみんなと別れるところと最後よ」
と、なんだか嬉しそう。
同じ本を読んで感想を言いあえるほど、
娘も成長したんだなと思うと、
この平凡な日常がキラキラしてみえる。


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